株主・投資家の皆様へ

株主・投資家の皆様には、日頃から格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

当社グループの平成30年3月期第3四半期(2017年4月1日から2017年12月31日まで)の決算を発表いたしました。業績の概要及び事業状況について、下記の通りご報告申し上げます。


平成30年2月14日
株式会社ユビキタス
 代表取締役社長 佐野 勝大


当第3四半期は、平成29年4月に株式会社エーアイコーポレーションが連結子会社となったこと、および前期末に行った事業譲渡等による選択と集中の効果が生じた一方、一部受託案件の納期変更や新規獲得が遅延気味であったことから、連結業績は売上高1,559,584千円、営業損失112,432千円、経常損失71,948千円、親会社株主に帰属する四半期純損失115,374千円となり、計画を若干下回り進捗しました。


■平成30年3月期第3四半期 業績の概要

FY17_3_1.png


 平成30年3月期第3四半期の決算説明資料は、こちらでご確認いただけます。


■コネクティビティ事業
コネクティビティ事業の売上高はスマートエネルギー関連の案件等において「Ubiquitous Network Framework」等に関する受託開発売上を中心に売上を計上いたしました。また、OA機器の新規顧客から「Ubiquitous HDCP」、「Ubiquitous Securus」に関する契約時一時金、ロイヤルティ売上を計上いたしました。
その他デジタルイメージング等の既存顧客との間でロイヤルティ売上、POS関連機器等で「Ubiquitous TPMSecurity」のロイヤルティ売上等を計上いたしました。

■組込みソフトウェア事業
データベース関連は、OA、産業機器等の既存顧客からのロイヤルティ売上等を中心に計上いたしました。また、新規に車載機器関連の契約時一時金を計上しました。
高速起動関連は、車載機器の既存顧客製品の量産が堅調に推移するとともに、今年度から量産に移行した新規顧客の製品からのロイヤルティ売上を獲得、またOA機器や産業機器等の新規顧客からの契約時一時金と受託開発売上等を計上いたしました。
引き続き、カーナビゲーションシステム等車載向けの端末を中心に、複数社との間で大・中規模案件の研究開発、及び商品化に向けた新規案件の受注も含めた実装を継続しており、加えて一般消費者への電子機器向けの評価等海外顧客の案件対応も進めております。
平成29年10月18日には当社高速起動製品「Ubiquitous QuickBoot」が新たに米国インテル社のx86アーキテクチャ―atom®プロセッサーに対応したことを発表いたしました。また車載機器向けのLinuxプラットフォームAutomotive Grade Linux(AGL)への対応も進めており、より広範囲の機器、分野への展開を行っています。

■ソフトウェアサービス事業
ソフトウェアサービス事業は、既存顧客との各種受託開発売上、車載機器向けの「YOMIデータ」コンテンツに関するライセンス使用料売上等を計上いたしました。
平成29年10月には、辞書データを活用し正確で統一のとれたデータ環境を実現するサービス「Word Cleanser」の提供を開始いたしました。

■ソフトウェアディストリビューション事業
株式会社エーアイコーポレーションの取り扱い製品のうちワイヤレス製品では、車載機器等の既存顧客から「Blue SDK」(Bluetoothプロトコルスタック)のロイヤルティ売上及び受託開発売上等を計上いたしました。
BIOS製品では、パーソナルコンピュータの既存顧客から「InsydeH2O」(「EFI/UEFI」仕様を実装したC言語ドライバベースの次世代BIOS)のロイヤルティ売上等を計上いたしました。
キャリアグレード製品では、ネットワーク機器の既存顧客から「ConfD」(オンデバイスネットワーク機器管理用ソフトウェア)の年間ライセンス売上等を獲得いたしました。
また、第1四半期累計期間より取扱いを開始したドライバーモニタリングシステム「CoDriver」の引き合いが好調で、新規顧客との間での契約時一時金売上を獲得し、複数顧客との営業活動を継続中です。
その他、多数の取り扱い製品より、既存顧客からのロイヤルティ売上等を計上いたしました。
平成29年10月には、米国のBeyond Security社とファジングツール「BeSTORM」の国内総代理店契約を締結し販売を開始いたしました。車載分野をはじめIoTのセキュリティ確保に向けた取り組みにおいて、当該分野は今後重要視されると予測し、注力製品として拡販を行ってまいります。また、当製品含めた当社取扱いの品質向上支援などのツール製品の一部は、年間利用ライセンス契約により継続契約を獲得することにより収益の安定化につながるため、販売促進を重点的に行ってまいります。
なお、平成29年10月に、当社グループで、IoT機器のサイバーセキュリティ対策とソフトウェア品質向上を実現する製品群と技術サービスを統合した事業を開始することを発表いたしました。要求仕様検討から出荷後のサポートまで、当社製品と株式会社エーアイコーポレーションの取り扱う幅広いツール、ミドルウェアと技術サービスを提供し開発プロセス全般をカバーするソリューションを提供いたします。
また、これに関連し、サイバートラスト株式会社とIoT機器向けの脆弱性診断サービスの協業を開始したことも発表いたしました。IoT機器の普及に伴い重要な課題とされるIoT機器自体のサイバーセキュリティの確保を推進する活動を行ってまいります。



平成30年2月1日発表の通り、連結子会社の株式会社エーアイコーポレーションとの合併に向けて検討を開始しております。
現時点におきましても、営業活動の連携、製品企画・開発等の事業シナジーの創出活動を進めておりますが、合併により、さらに一体的、効率的な活動の実現とコストの最適化による収益の拡大につなげていきたいと考えております。

株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。


*本文に記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。


お問い合せ

お問い合せの内容に合わせて選択してください。

製品・セミナーについて IR・採用・その他について