ユビキタス社の無線LANソリューション「Ubiquitous WPS」が
パナソニックのコンパクトステレオシステムに採用
～ワンボタンで簡単に無線LAN接続し、iPhone/ iPod touchのワイヤレス再生を支援～

株式会社ユビキタス（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：三原　寛司、以下ユビキタス社）は、無線LAN向けソリューションの「Ubiquitous WPS」が、パナソニック株式会社（本社：大阪府門真市、取締役社長：
大坪 文雄、以下パナソニック）から2012年3月9日より発売されているコンパクトステレオシステム「SC-HC57」と、2012年4月20日より発売されている「SC-AP01」に採用されたことを発表します。

■コンパクトステレオシステム「SC-HC57」及び「SC-AP01」について
本製品はワイヤレスでのストリーミング再生を実現するAirPlay※1に対応することにより、iPhoneやiPod、パソコンに録音されている音楽を、無線LAN環境化で高音質に再生することが可能です。
無線LANへの接続設定は、難しい操作は必要なく、本体の「WPS」ボタンを押して、お持ちの無線 LAN ブロードバンドルーターの「WPS」ボタンを押せば、接続が完了します。接続した後は、すぐに AirPlayが楽しめます。

無線LANへの接続とAirPlayの利用イメージ

今回「Ubiquitous　WPS」が搭載されたパナソニック製 コンパクトステレオシステムSC-HC57及びSC-AP01

SC-HC57（赤）		SC-HC57（黒）		SC-AP01

■「Ubiquitous WPS」の採用
「Ubiquitous WPS」は、無線LANの標準規格策定団体Wi-Fi Alliance®が定めるWPSの最新規格 「WPS 2.0」にいち早く対応した組込み用ソフトウェア製品です。「WPS 2.0」の標準化により、「WPS 2.0」に対応する無線LAN接続機能を備えた家電製品、デジタルカメラ、ゲーム機などでの採用が加速しております。
本ソフトウェア製品は、コストパフォーマンスにおいて優れている点で評価をいただき、今回、コンパクトステレオシステムSC-HC57及びSC-AP01において搭載されました。簡単に無線LANネットワークへの接続する機能を実現し、AirPlayを利用したiPhone/iPod touchのワイヤレスでの音楽再生機能に貢献しています。

「Ubiquitous WPS」は、コードサイズが非常に小さくパフォーマンスに優れ、ROM/RAMサイズの限られた組込み機器でもOSを問わず容易に組込みできるように設計されており、非常に短期間で実装することが可能です。近年、様々な家電において無線LANネットワークへの対応が進む中、パフォーマンス性能や設定の利便性が要求されている、一般消費者向けのオーディオ機器にこのたび新たに採用さたことで、「Ubiquitous WPS」が様々な機器へ柔軟に対応できる技術として実証されました。ユビキタス社においては、今後も多種多様な製品への「Ubiquitous WPS」の採用に向け品質向上に努めてまいります。

・「Ubiquitous WPS」の詳しい内容に関しましては、弊社ホームページをご覧下さい。
https://www.ubiquitous-ai.com/products/wireless/wpa-wps/

・パナソニック SC-HC57の詳しい内容に関しましては、下記パナソニックのホームページをご参照ください。
http://panasonic.jp/compo/hc57/index.html

・パナソニック SC-AP01の詳しい内容に関しましては、下記パナソニックのホームページをご参照ください。
http://panasonic.jp/compo/ap01/index.html

※1：Airplayは、Apple社の技術で、iPhoneをはじめとするiOSデバイスから対応スピーカーなどへマルチメディアデータをワイヤレスでストリーミング再生する機能を持ちます。
※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

■WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは
WPS（Wi-Fi Protected Setup） とは、煩雑な無線LANの設定を、一定の文字列（PIN code）入力や、接続する無線LANアクセスポイントと機器間で、同時にボタン（Push）を押すなどの行為により、簡単に行えるようにするために、Wi-Fi Allianceが標準化、機器が対応することで異なるメーカー間の機器であっても接続が可能になることを目的としたものです。
WPSに対応していない機器が無線LANアクセスポイントに接続しようとした場合、アクセスポイントに関する情報（SSID、パスフレーズ、暗号方式）といった非常に難しい情報を選択、入力する必要があります。このため、例えば入力手段や表示手段のない組込み機器で無線LAN機能を搭載する場合、WPSがないと、設定方法が非常に煩雑になり、またはパソコンなどの機器と一度接続し、設定をするなどの操作が必要となります。
WPSに対応することにより、組込み機器であっても容易に無線LAN機能の搭載が可能となる、非常に重要な機能となります。

株式会社ユビキタス（証券コード３８５８）について

ユビキタス社は、2001年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウェアを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。

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